HACCP認証コンサルティング

HACCP(ハサップ)について

HACCP(ハサップ)とは「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」という言葉の略語で、食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のことを言います。日本語ではそのまま「危害分析重要管理点」と訳されます。HACCPは、食品の製造・出荷の工程で、どの段階で微生物や異物混入が起きやすいかという危害をあらかじめ予測・分析して、被害を未然に防ぐ方法です。この点がそれまで行われていた製品の抜き取り検査による安全確認とは大きく違うところです。

HACCPはアポロ計画が進められていた1960年代、宇宙食などの食品の安全性を確保するためにNASA(アメリカ航空宇宙局)を含むアメリカの各機関によって構想されました。その後、1973年にアメリカ食品医薬品局(FDA)が缶詰食品の製造基準として取り入れたのをきっかけに普及がはじまりました。

HACCPコーディネータによる指導・助言等を実施

柳川経営研究所では、HACCPに関する知識を有し、HACCPの導入や検証を行うことができるHACCPコーディネータによる指導・助言等を山口県エリアの企業を中心に実施いたします。
例えば、『HACCPによる衛生管理とはどのようなものか』『HACCPを導入したいけど、何から始めればいいのかわからない』という疑問にもお答えいたします。

HACCPによる衛生管理

HACCP(ハサップ)認証は、この様な企業様におすすめです

① 国の法制化に対応したい

2018年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律では、原則としてすべての食品等事業者はHACCPに沿った衛生管理に取り組むことが求められています。食品製造業者はもちろん、レストラン、温度管理が必要な食品を販売する企業も対象となっており、従業員規模には関係ありません。
現在自社流に衛生管理を行っておられる企業で、今回の食品衛生法の改定に対応したいとお考えの企業様、国の法律施行期日は2020年6月となっています。早めに対応する必要があります。

② 大手企業との取引、工場監査に対応したい

生協様や大手量販店様との取引を行うためには、まず御社が衛生管理の仕組みがきちんとしているかの確認のために、相手先企業の品質管理の担当者による工場監査(2社監査)が行われます。
これは主にHACCPの要求事項による確認が行われることになります。

③ 食品製造やレストランの厨房担当者の衛生意識を高めたい

この現場では人材不足により、パート・アルバイトや外国人実習生が多く働いておられ、この方の協力なくしては仕事が回らなくなっています。企業の食品安全・安心のレベルアップには、彼らの食品安全意識を高めることが非常に重要です。

④ 事故やクレームを減らしたい

製品に不具合が発生したときに、どこに原因があったのか、どう改善すればいいのかわかないことはありませんか?
HACCPの手法が確立すれば、特に重要な工程で何を監視するか、逸脱した場合に取るべき対策が決定されることになります。したがって顧客からのクレームが発生した場合の原因追及と改善対応が迅速に行えるようになります。

HACCP(ハサップ)について詳細を知りたい・ご質問・ご相談希望の方は

中小企業の企業活動に関するお悩み・お問い合わせは083-256-9981 柳川経営研究所まで
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